やっぱりスタイリング剤って必要!?

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スタイリングは化粧です!

正直なところ、スタイリング剤って「必要悪」みたいなイメージ、ありますよね。でも、「すっぴんで人前に立てますか?」って言われると、確かにその通り!スタイリング剤を使うか使わないかは、スーツかパジャマかっていうくらい大きな違いがあるって感覚ありませんか?そうでもない?

スタイリング剤、使う?使わない?それは「メイク」と同じ!

そうなんです、スタイリング剤の話って、単に「これがお勧め!」とか「こう使うといいよ!」っていうテクニック論の前に、もっと根本的な「なぜ使うのか?」っていう部分からお話しした方が、きっと納得してもらえるはず。例えるなら、メイクと一緒です。めちゃくちゃ綺麗な肌ならファンデーションなしでも出かけられるかもしれないけど、やっぱり何か手を加えることで、よりTPOに合った自分を演出できますよね。スタイリングも全く同じで、たとえ素晴らしい髪質だったとしても、何もつけないより、ちょっと手を加えるだけで、印象はぐっと変わるんです。

そして、メイクもスタイリング剤をつけるのも「技術」がいる。最初はうまくいかなくて当たり前。でも、練習すればするほど、確実に上達していきます。

練習は水でOK!スタイリング剤の「本質」を理解しよう

じゃあ、その練習ってどうすればいいのか?ここが今日のポイントです。スタイリング剤って、大きく分けると「油分」と「固める成分」の割合と「粘度」でできていると捉えてもらって大丈夫です。ワックスもオイルも、基本的には油分がベースにあるものが多いですよね。日本語で油ですしね。

そして、髪の毛の面白い性質として、濡れると自然と束になってくっつくんです。オイルをつけても髪は束になるし、ってことは、水でも束になるんです!そう、ここが重要。スタイリングの練習は、なんと水でもできるんですよ!

例えば、前髪を流したい、分け目を作りたい、毛先の方向を整えたい、といった練習なら、水で髪を濡らして形を作ってみるだけで、かなりの部分を習得できます。髪が濡れている間に形を作って形を見てみる。つけ過ぎるとびしゃびしゃになりますし、自分の髪のクセや毛流れが理解できます。

ただし、ワックスのように「立たせる」「固める」といった粘度が必要なスタイリングの場合は、水だけでは難しいのも事実です。昔、メンズ雑誌で「石鹸で固める」なんてワイルドな方法が紹介されていたこともありましたが(20年前くらいの話ですが!)、これは髪がギシギシになる可能性があるので、正直あまりお勧めはしません。あくまで自己責任でお願いしますね。

上手なスタイリング剤のつけ方、ここがコツ!

さて、いざスタイリング剤をつけるとなると、「薄く全体に」というのが基本ですが、これがまた難しいんですよね。ついついベタっとつけすぎてしまったり、ムラになったり。そこで僕がお勧めしているのが、つけづらく、たくさんついても大丈夫な「後ろの内側」からつけることです。

まず、スタイリング剤を手のひらによく伸ばしたら、襟足付近の髪や、後頭部の内側の髪からつけ始めます。そこから徐々に外側や前の方へと広げていくイメージです。こうすることで、万が一つけすぎても目立ちにくいですし、全体に均一に馴染ませやすくなります。

それと、スタイリング剤をつけるタイミングも重要です。ベストなのは、髪を乾かした直後です。寝癖がついたままや、一度潰れてしまった髪にスタイリング剤をつけても、なかなか思い通りにはなりません。一度シャワーで濡らすか、ミストなどで髪をリセットして、しっかり乾かしてからスタイリングに入ると、驚くほどやりやすくなりますよ。

スタイリングの具体的な方法は、いつも仕上げの時に説明させてもらっていますが、もし「やっぱりよくわからない!」という方がいらっしゃったら、遠慮なくLINEで連絡くださいね。あなたの髪質やライフスタイルに合わせた、とっておきのスタイリング方法を一緒に見つけましょう!

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