パーマを語る

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パーマって、結局何なのさ?


「パーマって髪をくるくるにするやつでしょ?」って思ってるそこのあなた! 正解!…なんですが、もうちょっと踏み込んでみましょうか。パーマってのはですね、「髪を曲げる技術」、これに尽きます。で、ややこしいことに、縮毛矯正もこの「髪を曲げる」…いや、正確には「曲がった髪を真っ直ぐにする」技術の仲間なんです。
なぜかって? どちらも髪のタンパク質をいじるから! そう、髪ってタンパク質でできてるんですよ、あなたも私も、そして卵も! あ、話がそれましたね。
まあとにかく、パーマも矯正も、根本は一緒。髪のタンパク質をアルカリで柔らかくして、形を変えて、酸で固める。超ざっくり言うとこんな感じです。

カットとパーマは一心同体!


で、私が声を大にして言いたいのが、「カットとパーマは切り離せない!」ってこと。カットは髪を切って、削って、減らして形を作る作業ですよね。でもパーマは、その作った形をさらに「曲げる」ことで、新しい動きや表情を生み出すんです。
例えるなら、建築と内装の関係かなと、建物というベースにパーマという家具を入れると雰囲気を変えることができますよね。勝手にそう思ってます。異論は認めます。


パーマとダメージ、切っても切れない腐れ縁?


さて、ここからが本題。「パーマって、結局ダメージするんでしょ?」 はい、その通り! 残念ながら、どんなに優しい薬剤を使っても、髪のタンパク質に化学変化を起こさせる以上、ゼロダメージってのは夢のまた夢なんです。
だって考えてみてくださいよ。あなたの大好きな卵ちゃん。毎日毎日、熱湯にぶち込んだり、変な液体につけたりしたらどうなります? そう、白く固くなっちゃうし、潤いなんてどっか行っちゃいますよね?
髪は卵と同じタンパク質! だから優しくしてあげて!
あなたの髪も、あの卵ちゃんと同じタンパク質でできてるんです! だから、パーマもカラーも、そして毎日のコテやアイロンの熱も、やりすぎると髪の体力はどんどん消耗していきます。
「私の髪、なんかゴワゴワする…」「毛先がパサパサで言うこと聞かない…」それ、もしかしたら卵ちゃんの体力が限界を迎えてるサインかもしれませんよ!
そして、ここが悲しい現実なんですが、一度ダメージしてしまった髪は、残念ながら元の状態には戻りません。 残念! 本当に残念!! だからこそ、日々のケアがめちゃくちゃ大事になってくるわけです。…あ、また話がケアにそれちゃった。美容師あるあるですね!

パーマは魔法の杖! イメチェンの最強ツール!


でもね、ダメージするからってパーマを諦めるのはもったいない! パーマって、髪に動きをつけて、今までとは全く違う自分になれる「魔法」みたいなもんだと思ってます。
例えば、顔周りに少しパーマをかけるだけで、グッと大人っぽい雰囲気になるし、ゆるふわパーマでキュートな印象にもなれます。ペタンとしがちな髪にボリュームを出したり、朝のスタイリングをめちゃくちゃ楽にしたり…!
元の髪の形にはない、新しい表情や魅力を引き出してくれるパーマ。ダメージはするけど、それ以上に得られる「変身の喜び」は、きっとプライスレスですよ!そしてダメージは技術と薬剤選定とトリートメントと扱い方でだいぶ変わります。これはご相談してくださいね。
さあ、あなたもパーマの魔法にかかってみませんか?

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