皆さん、こんにちは!仙台でひっそりと美容室「wocashi」を営んでおります、Keiです!😊
今日は、うちのお店の名前について、初めてお店の名前を聞いた方は、きっと「ん?何屋さん?」って思いますよね(笑)。よく聞かれるんですよ!
実はこの「wocashi」という名前、古語の「をかし」から取ったんです。「優れている」とか「素晴らしい」っていう意味があって、美しい女性を指す言葉でもあるんですって。「顔かたちが大変美しく、気立ても立派な女が…」なんて、なんだか素敵な響きですよね!✨
もちろん、ちょっとだけ「お菓子」のイメージも重ねてみました。「wocashi」に来てくださるお客様が、甘いものを食べた時みたいに、ふっと心が安らいで、幸せな気持ちになれたらいいなぁって。
この名前、実は3年前からあたためていた、私のとっておきの宝物だったんです。いつか自分の理想の美容室を開く!その時のために、色々考えて、この名前にたどり着いたんですよ。古風な響きなのに、どこか可愛らしさもあって、すごく気に入っていたんです。
ところが!
いざ、お店をオープン!と意気込んで、自分の店の情報をネットで検索してみたら…なんと、同じ名前で、しかも同じスペルの美容室が、鎌倉にあるじゃないですかー!Σ(゚Д゚)
「えええええ!?マジですか!?」
思わず声に出ちゃいましたよね(笑)。何度も画面を見返しちゃいました。まさかの偶然の一致…。なんだか、長年秘密にしていた好きな人を、いきなり街中で見かけちゃったみたいな、そんな複雑な気持ちになりました(笑)。
「まさか…パクったなんて思われてないよね?💦」
正直、めちゃくちゃ焦りました。3年間、誰にも言わずに大切にしてきた名前なのに!運命のいたずらって、たまにこういう意地悪をするんですよねぇ…(遠い目)。
数日間、どうしようか本当に悩みました。他の名前に変えるべきかな…でも、「wocashi」に込めた想いは、もう私の心の一部みたいになっているんです。今更、違う名前なんて考えられない!
そんな時、ふと思い出したのが、もう一つの候補だった名前。「ケーシャヴァ」。サンスクリット語で「美しい髪を持つ者」という意味なんですって!響きもなんだかおしゃれでしょ?古代インドの言葉で、仏教の経典も元々はサンスクリット語で書かれたとか(これは、私が大好きなラジオ番組「コテンラジオ」で仕入れた情報です!面白いんですよ~)。
「ケーシャヴァ…うん、確かに美容室っぽいかも」
ちょっと心が揺れたのも事実です。もし、「wocashi」が鎌倉のお店と混同されるようなら、「ケーシャヴァ」の方が、専門的なイメージになるかもしれない…なんて。
でもね、やっぱり私は「wocashi」を選んだんです!
だって、「をかし」の響きの方が、断然柔らかくて、お客様に親しみやすい気がするんですよね。それに、古語の持つ奥ゆかしさとか、美しい女性を指す意味合いも、うちの店の雰囲気に合っている気がするんです。何よりも、3年間、私の心の中で大切に育ってきた、この名前への愛着は、やっぱり何にも代えられないんですよね!
だから、改めて言わせてください!鎌倉に同じ名前の美容室があるのは、本当に本当に申し訳ないのですが…決して、真似をしたわけじゃないんです!これは、本当に偶然なんです!どうか、ご理解いただけると嬉しいです🙏
お菓子屋さんだと思われることもあるけれど(笑)、私たちは、お客様にとって、甘いお菓子のように、ホッと安らげる、そして、明日への活力が湧いてくるような、そんな特別な場所を作っていきたいと思っています。お客様一人ひとりの美しさを最大限に引き出して、笑顔で帰っていただけるように、心を込めてお手伝いさせていただきます!
仙台の「wocashi」は、今日も元気に営業中です!鎌倉の「wocashi」さんのことも、ちょっぴり気にはなるけれど(いつかご挨拶に行きたいなぁ…)、私は私の信じる「をかし」を追求していきます!いつか、「仙台の『wocashi』って、あのお店ね!」って、皆さんに知っていただけるように、頑張りますね!💪
それでは、今日はこの辺で!また、お店の日常や、ヘアケアのことなど、色々ブログで発信していきたいと思いますので、ぜひチェックしてくださいね!
最後まで読んでくださって、ありがとうございました!😊
仙台の美容室「wocashi」オーナーkeiより